2015年1月25日日曜日

[本の紹介]いたいのいたいの、とんでゆけ

いたいのいたいの、とんでゆけ
著:三秋 縋
出:メディアワークス文庫
・あらすじ
「私、死んじゃいました。どうしてくれるんですか?」何もかもに見捨てられて一人きりになった二十二歳の秋、僕は殺人犯になってしまった―はずだった。僕に殺された少女は、死の瞬間を“先送り”することによって十日間の猶予を得た。彼女はその貴重な十日間を、自分の人生を台無しにした連中への復讐に捧げる決意をする。「当然あなたにも手伝ってもらいますよ、人殺しさん」復讐を重ねていく中で、僕たちは知らず知らずのうちに、二人の出会いの裏に隠された真実に近付いていく。それは哀しくも温かい日々の記憶。そしてあの日の「さよなら」。







三秋縋さんの本です。以前はげんふうけいという名前で読み物をネットに書いていられました。 書籍化での出版は3冊目です、しかし1作目のスターディング・オーヴァーから実力はメキメキと伸びてると思います。確かにスターディング・オーヴァーも面白いですし2作目の三日間の幸福も非常に面白かったです。特に正直三日間の幸福は自分の中でもお気に入りの1冊でしたがこの本も凄く面白いです。この人独特の世界観があり引き込まれす。 内容としては不思議な力を持つ少女と殺人犯の主人公の2人のお話です。ちょっと恋愛色あります。 ちなみにこの本を著者の既刊2冊を既に貸していた友人に貸したところもう1カ月以上戻ってきてません。そろそろ返してよとせかしたところ「もう一回だけ読ませて」といい何度も読んでるようです。 この本が気に入った方は是非同筆者の他の2冊もお楽しみ下さい。


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